こんにちは、ネロリです(^^)
先日夕方の17時頃に、何気なく部屋のモンステラセロームを見たら、4枚ある大きな葉のうちの1枚に水滴がついているのに気がつきました。
このような状態を見るのは今回が初めてではなく、過去に何度か目撃していて記事にもしています。


通常は朝に見かけることが多いこの現象を夕方に見たので、記事に書きたいと思います♪
葉の水滴は『蒸散』という現象
(↑)分かりにくいかもしれませんが、葉の先に小さな水滴がついています。
葉先に水滴がついている現象のことを、『蒸散(じょうさん)』と言います。
蒸散とは、植物の働きの一種で、根から吸い上げた水分から、余分なものを水蒸気で外に吐き出すことなんだ。
人間でいうと、汗をかいたり尿を出したりする行為に近いかな。
つまりこの水滴はモンステラセロームが取り込んだうちの余った水分であり、葉っぱについているのは自分で外に排出している最中の状態、ということなんですね。
サトイモ科の植物でよく起こる
(↑)水滴のアップ。なんだかちょっとかわいい(^^)
蒸散は、モンステラやクワズイモなどのサトイモ科の植物でよく見られる現象です。
モンステラを育てていると、特に朝方に葉っぱの先に水滴が付いているのを目にすることがあります。
室内で管理していると鉢の周りに水滴が溜まることもあるため、水やりのしすぎではと心配される方が多いようです。
水滴が付くのは、根から吸い上げられた水のうち葉から蒸散されずに余った分が葉先から排出されるためです。
モンステラなどサトイモ科の観葉植物をはじめ、イチゴなどにもよく起こる現象です。
決して水やりのしすぎではないのでご安心くださいね。
葉っぱに十分に水が行き渡っている証拠でもあり、若くフレッシュなモンステラの葉っぱに多く見られるのですよ。
うちにはパキラを始め観葉植物が5鉢ありますが、今まで蒸散を見たのはモンステラセロームの1鉢のみだったので、上の文章を読んで納得。
若い葉っぱによく見られる
(↑)水滴がついていたのは、左の若い葉っぱ。
上記の引用文の最後の段落の、「若くフレッシュなモンステラの葉っぱに多く見られる」というところも、本当にその通りでした。
(↑)もう2枚、若い葉っぱとベテランの葉っぱがあります。色やハリなどの見た目が明らかに違う・・・。
前回&前々回との比較
今回も前回も前々回も、濃い緑でツヤツヤしている葉っぱにのみ、水滴がついていました。
(↑)前回・・・ちょっと分かりづらいかもですが、1番手前の葉先に水滴がついています。
(↑)前々回は、葉っぱというより新芽の先に水滴が・・・。
夕方の蒸散はレア?
モンステラを育てていると、特に朝方に葉っぱの先に水滴が付いているのを目にすることがあります。
前回と前々回は朝に蒸散を確認しました。
でも今回見たのは夕方17時頃だったので、通常は朝が多いけど他時間帯でも少なからず見られる現象なのだと思います。
おそらく数少ないであろう夕方バージョンの蒸散を見られたのは、なんだかちょっとレアな気がしておトクな気分になれました(^^)♪
いつも水やりをして2〜4日後くらいに水滴を発見するので、次の水やり後も見られたら良いなーと思っています。
あっ・・・でも毎回必ず見られるとは限らないか(^^;)
(↑)たま〜にこの液体肥料を水に混ぜてから、観葉植物にあげています。葉の色が濃くなる効果もあるそう。