観葉植物のお世話で欠かせない『葉水(はみず)』とは?効果とやり方、注意点について

観葉植物のお世話で大切な葉水とは? 植物

こんにちは、ネロリです(^^)

昨年の夏の終わりに、部屋にあるセロームやパキラ、ブラッサイアの剪定を行いました。

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この剪定が、自分が今までなんとなくやっていた観葉植物のお世話の仕方を見直すきっかけになりました。

『徒長(とちょう)』という状態も知らずにいた私・・・(^^;)

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そして『葉水(はみず)』についても、このときまでどういうものか全く知りませんでした。

 

今回は、この『葉水』について記事を書きたいと思います(^^)

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『葉水』は葉っぱにかける水のこと

まず、葉水は「はみず」と読みます。

ちなみに私は「ようすい」だと思っていました・・・(^^;)

水滴がついた葉っぱ

葉水とは、その名の通り葉っぱにかける水のことで、通常は霧吹きを使う場合が多いです。(ジョウロで植物全体に水をかぶせるような場合も葉水と呼ぶそう)

 

ふつう「植物に水をあげる」と聞くと、根元に向けて水をかける状況を思い浮かべると思います。

私も今まではそう思っていました。

 

でもかなり以前に、とあるドラマで主人公が、鉢植えの植物に霧吹きしているシーンを見たことがあるのですが、「なんでジョウロで根元に水をあげるんじゃなくて、植物全体(というか葉っぱ)に霧吹きをかけているんだろう?」と疑問に感じたことがありました。

 

今思うと、その行動が葉水だったんですね。

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葉水の効果

「根元に水をあげるだけじゃダメなの?」と思うのですが、葉水を行うことによって、植物が元気になる効果がいくつかあります。

葉っぱの乾燥を防ぎ、水分補給を促進する

窓に付いた水滴

葉水によって葉っぱ周りの湿度が高まり、乾燥防止になります。

また、観葉植物が水分補給をしやすい環境に整えてあげられる、というメリットも。

観葉植物は普通根から水を吸収しますが、葉っぱからも水分の補給ができます。

特に熱帯雨林など、空中湿度が高い地域が原産の観葉植物はその環境に適応するため、根っこよりも葉っぱから空気中の水分を吸収する、という能力が発達しました。

そのため、葉っぱに霧吹きで水を吹きかける「葉水」が有効なのです。

出典:HitoHanaNote【保存版】観葉植物は霧吹きで元気になる!タイミングと方法

葉っぱからも水分を吸収するんですね〜!

ただただ、根元に水をあげていればいいんだと思っていました(^^;)

 

ちなみに、特に葉水が有効とされている観葉植物は・・・↓

熱帯地方原産の植物を筆頭に、葉水は様々な種類の観葉植物に効果的です。

例えば、エバーフレッシュ・テーブルヤシ・モンステラ・アイビーなどの観葉植物は空中湿度を好みますので、葉水が有効です。

出典:HitoHanaNote【保存版】観葉植物は霧吹きで元気になる!タイミングと方法

我が家のセロームはモンステラと同じサトイモ科の観葉植物なので、今後は特に重点的に葉水をしてあげようと思います。

ハダニを防ぐ

ハダニは、植物の葉っぱに寄生して栄養分を吸い取り、植物を弱らせる虫です。

ハダニが付くと葉っぱの色が悪くなったり、ひどいときには枯れてしまったりすることも・・・。

植物の天敵とも言えるハダニですが、水に弱い性質を持っているので、葉水によってハダニの寄生や繁殖を防げるのです(^^)v

ホコリを防いで光合成を促進する

太陽の光を受ける植物

今まで我が家の観葉植物たちには、水を定期的にあげるだけで基本放置していたため、葉っぱにはホコリがうっすら付いていました(^^;)

「ただ汚れて見えるだけで、他に問題はないんじゃないかな?」と思っていたのです・・・が!

 

葉っぱにホコリが積もることで層ができ、植物の生長に欠かせない光合成を妨げてしまうんだとか。

ホコリは見た目の悪さだけでなく、植物の死活的な問題にもなるんですね。

葉水のやり方

葉水のやり方はいたってシンプル。

常温の水を入れた霧吹きを使い、観葉植物の葉っぱに直接かけてあげるだけです。

葉水を行うタイミングは?

  • 朝や日中
  • 空気が乾燥しているとき

にしてあげると良いそう。

 

観葉植物には寒さが苦手な種類も多いので、寒い日や冷えやすい夜は葉水を行うのは避けた方が無難です。

葉水を行う際の注意点は?

「たくさん霧吹きしてあげた方が植物が元気になりそう」と思いがちですが、実は葉っぱがうっすら濡れる程度でとどめるのがベストとのこと。

ブラッサイアへの葉水の成功例

(↑)こんな感じかな?

 

吹きかけた粒が大きくなると、水滴が虫眼鏡のレンズのように光を集めてしまい、葉っぱが焼けて傷む原因になるため注意が必要です。

ブラッサイアへの葉水の失敗例

(↑)こんな感じの水滴になってしまうと要注意かも・・・。

セロームへの葉水の失敗例

(↑)これは霧吹きしすぎてビショビショな状態(^^;)

オススメの霧吹きは?

霧吹きは100円ショップでも売っていますが、粒が大きかったり、観葉植物の周囲までビショビショになってしまったり・・・という苦い経験をしたので、私は細かい粒が出るスプレーボトルを楽天で購入して使っています。

アイビルエアリーミストスプレーのボトル

(↑)それがこちら。『アイビル エアリーミストスプレー』というスプレーボトルです。

 

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『アイビル エアリーミストスプレー』は霧吹きとしてはお値段がちょっとお高めですが、ミストのように細かい粒で出てきますし、周囲もビショビショになることがなくストレスフリーで使えています(^^)

セロームへの葉水の成功例

(↑)こんな感じの細かいミスト状です。

 

最初は霧吹きに1,600円弱かけることに少し悩みましたが、「これからずっと使うものだから、使い心地が納得できるものにしたい!」と思って購入に至りました。

もともと美容師さんが使うものとして作られたスプレーボトルとのことですが、レビューを見ていると葉水を行うために購入している人も多かったのも決め手となりました。

 

容器のカラーバリエーションは白と黒の2色あり、私は白を選択。

見た目もおしゃれで使いやすく、気に入っています(^^)♪

 

ちなみにスプレーボトルの全長は30cm近くあり、容量は300mlです。

葉水を習慣にして観葉植物はどう変わった?

今は冬なので週に1〜2回くらい葉水を行なっていますが、習慣にしてからなんとなく、観葉植物たちが活き活きするようになった気がします。

葉水の頻度は週に1〜2回で、葉っぱの表面のホコリを拭くのを2週間に1回くらい行うようになってから、葉っぱの緑色が濃くなったような・・・。

 

ホコリを取り除いてピカピカの葉っぱを見ていると、爽快な気分になります(^^)v

しっかりお世話をして、これから暖かくなるにつれて観葉植物たちがどんなふうに生長していくか楽しみです!

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました(^^)/

 

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