長年「積ん読」状態だった本を読み終えるのに役立った3つのポイント

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5年くらい前に購入して、最後まで読まずに放っておいた本を、昨日やっと最後まで読み終えました。

途中まで読んでは飽きてそのまま放置、またしばらく経って最初から読み始め、また途中で放置・・・を何度も繰り返していた本です^^;

 

全く読まずにそのまま机に積み重ねた本のことを「積ん読」と呼ぶらしいですが、私のこの状態もそう言えるのかな?

 

そんな「積ん読」状態の本を、買ってから何年も経ってやっと読み終えられたのには、私なりに考えた3つのポイントを実践したおかげかも・・・と思ったので、今回はそのポイントについて書いておきたいと思います^^

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子どもの頃から繰り返している、本とのつきあい方

私は子どもの頃から、「本を買っても最後まで読まずに放置する」ということを繰り返して来ました。

本を買うまでが一番熱量が高く、なぜか手に入った途端、それまでの本に対して持っていた意欲や興味がしぼんでいってしまうんです。

 

ちなみにここで言う本とは、漫画以外の本のことです。

漫画は大好きなので、あっという間に読み終えます^^;

 

それでも何冊かは、最後まで読んだ本もあります。

でもそのほとんどが、「最後のページまで目を通す」ことが目標になっていて、そうなると「読む」のではなく「ただ文字を目で追うだけの作業」に変わってしまい、内容が頭に入ることはなくなります。

 

だからそんな姿勢で読み終えても、ただ作業を終えた感覚なので、達成感や満足感はほとんどなく、どこかうすっぺらい感情しか残らないんですよね。

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今回、本を読み終えようと思ったきっかけ

でも今回は、文字を追うだけの作業としてではなく、最後まで読み終えることが出来ました。

そのきっかけとなったのは、本棚の整理をしていた時、ふと「どうしても自分にとって必要だと思える本だけ残したい」と思ったことでした。

 

内容をチェックするまでもなく明らかに手放そうと思える本は別として、その本が必要かどうかを判断するには、自分で中身を読んで確認するしかないわけです。

その状況が、読了するための後押しになりました。

本を最後まで読み終えるための3つのポイント

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前置きが長くなってしまいました^^;

今回読んだ本はパソコン関連の指南書で、ページごとに項目が分けられているものでした。

そんな本を読み終えるために、自分なりに工夫した3つのポイントはこんな感じです。

 

  1. 間をあけずに短期間一気に読む。
  2. ピンと来ないページは、思い切って飛ばしてみる。
  3. 「とにかく読み進める!」という気持ちを常に持っておく。

 

1.間をあけずに短期間で一気に読む

飽きやすい私がなかなか読み終えられなかったのは、これが出来なかったことが一番の原因だと思っています。

特に指南書のようなノウハウが書かれた内容の本は、途中でいったん読むのを区切ってしまうと、その後しばらくしてから続きを読み始めたとしても、それまでの内容をすっかり忘れて本を読み始める前の状態に戻ってしまう・・・となる傾向があります。

 

以前、別の本の著者の方が、前書きで「出来るだけ一気に読み進めるようにして下さい」と書いていたのを見たことがあります。

その時は意味がよくわからずにいましたが、短期間で一気に読むことで、その本の内容への理解が深まるのだということを、今回実際に読み終えることが出来てわかった気がしました。

 

本当は1日で読めるのが理想かなと思いますが、まとまった時間をなかなか取れない時には、毎日少しずつでも必ず読むようにしてみると、本の内容を忘れたり、そのまま放置ということにはなりにくいのではないかと思っています。

2.ピンと来ないページは、思い切って飛ばしてみる

これは、ページごとに項目が分かれている指南書のような本だから出来ることかもしれませんが、読んでいて「なんかピンと来ないな」と思うページを思い切って全く読まずに飛ばしてみたところ、不思議とその後の読書が捗りました。

 

ピンと来ないというのは、具体的には・・・

  • なんとなく、自分には必要のない内容だと感じるもの
  • なんとなく、自分が実践しているイメージがわかない

などです。

 

私は以前は、「すべてのページに目を通さないと、読み終わったことにはならない」と変なこだわりを持って読んでいたので、最初に書いた通り結局「ただ文字を目で追っているだけ」の作業になって、頭に入らないし時間ばかりかかっていました。

 

そこでそんな変な完璧主義の考えを捨てて、ピンと来るページだけを選んで読むようにしたら、内容がちゃんと頭に入るようになって、結果的に時間の節約にもなったのです。

3.「とにかく読み進める!」という気持ちを常に持っておく

この気持ちをいつも忘れずに意識しておくと、忙しくて時間がない時でも、ほんの数分でも良いから毎日読もうと思えます。

でもただ漠然とそう思い続けるのはなかなか難しいので、本棚にしまわずに机の目立つ場所に本を置いて、常に目につくようにしておくと意識出来るのでおすすめです。

読み終えた時の達成感と満足感が気持ちいい

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私はこの3つのポイントを実際にやってみたことで、今まで出来なかった「積ん読」状態の本を読み終えることが出来ました。

文字を目で追うだけの作業で読み終えた時と比べると、達成感と満足感が全然違うなと感じました。

 

そして、きちんと内容を把握しながら読み終えるとその本に愛着が湧きますし、本が自分の一部になったような感覚になります。

でもそう感じつつも、自分に必要な本かを判断して、手放すこともあるのですが^^;

 

何かをやり遂げるということが、子どもの頃からなかなか出来ずにいる私ですが、本を読み終えるというのも、1つのことをやり遂げることだと思っています。

 

大きなことでも小さなことでも、何かをやり遂げると、それが自信になります。

今回は本棚の片付けがきっかけではありましたが、自分なりに工夫をして読了出来たことが私の自信になりました。

 

もしも、同じようになかなか本を読み終えることが出来ないと悩んでいる方がいたら、この3つのポイントを試してみて欲しいなと思います^^

私もまだ何冊か積ん読本があるので、自分に無理のない範囲で少しずつ読んで、いずれ本棚をスッキリさせたいと思っています。

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